top of page

シルクスクリーンとモノタイプの技法を駆使し、セレンディピティを頼りに手彩色を施すことで絵の具と版画のレイヤーを重ね合わせる表現を追求している。

日頃から書き溜めているドローイングをスキャンして作る原稿はその際に出てしまった汚れなどもそのまま反映させる。それを版に落とし込むことで、静的な線と動的な色彩の調和を生み出す。

 

このプロセスでは、手作業による偶然性を大切にし、計算された版と自由な彩色が交錯する瞬間を表現している。シルクスクリーンによる精緻な形状と、モノタイプならではの一度きりの印象が融合することで、視覚的なリズムと層を感じさせる作品が生まれる。

 

版は一種のコピーペーストであり、

それは何度も刷ることができるからこそ最善を教えてくれる大きな魅力である。版を作り、重ねることで何度も考える機会をくれる間接的な表現。​

同じ版を全く別の作品に使用することによって版の複数性も大事にしている。

 

私が絵を描く過程では、イマジナリーフレンド(架空の友人)との対話が大きな役割を果たす。彼らとの相談は私の内面世界と深く結びつき、思考の整理や感情の探求に繋がる。この架空の存在は私の創造の触媒となり、作品における不確かな要素や偶然性をさらに豊かにしてくれる存在だ。彼らは創造性や無意識の探求に関する興味深い意見をくれる。

 

幼い頃からイマジナリーフレンドと相談、会話を続けながら様々な選択してきた。対人対物的な自身を取りまく社会と自身を切り離して動いていく為のものであり、それは現代ならではの現象とも言える。

 

 

 

 © 2023 by Agatha Kronberg. Proudly created with Wix.com

bottom of page